3/8(月)心肺蘇生法
スクールの日常
2021年3月8日(月)
CPR講習(心肺蘇生)
心肺蘇生の講習をしました。
1度は、習っているけど忘れておる人も多いと思います。
講習で習うことは
①119番通報とAEDの要請
②胸骨圧迫(心臓マッサージ)
③電気ショック(AED)
倒れている人を見つけたら、救急車を呼びます。
ただ、救急車を待っていては遅すぎます。
心停止の際の応急処置は「秒」を争います。
一刻も早く救命処置を始めないと、助かる可能性がどんどん低下していきます。
【手順1】反応の確認と119番通報/AEDの要請
周りの安全を確認して近づき、肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかけます。反応(動きや返事)がなければ、大きな声で人を呼び、119番通報とAEDを持ってくるように頼みます。
【手順2】呼吸の確認と胸骨圧迫(心臓マッサージ)
倒れた人をあお向けにして、10秒以内に胸やおなかの動きをみます。呼吸がないか、普段どおり息をしていない時は胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。
【心臓マッサージとは】
ポイントは「強く」、「はやく」、「たえまなく」
●強くー胸が約5cm沈むまで
しっかり体重をかけて押し下げ、すぐにゆるめます。
押さえる場所は胸の真ん中、固い骨(胸骨)の下半分
●はやくー1分間に100~120回のテンポ
●たえまなく
倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまでしっかり続けます。
【手順3】AEDを用いた電気ショック
AEDとは、「自動体外式除細動器」のことで、心室細動と呼ばれる不整脈(心臓のけいれん)によってポンプとして動かなくなってしまった心臓に、電気ショックを与えることにより、元の収縮を取り戻させるための機器です。
【手順4】AED操作 電源を入れると音声の指示が始まります。
【手順5】電極パッドはる。
【手順6】AEDが自動的に心電図を解析し、音声などで指示を出します。
【手順7】電気ショックが必要な場合は「電気ショックが必要です」と音声が流れ、充電が始まります。
充電が終わり、「ショックボタンを押してください」の音声や充電終了の連続音が流れ、ショックボタンが点滅します。
「離れて」とまわりの人に注意し、だれも触れていないことを確認し、ショックボタンを押します。