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Vol.6 【異例のプール講習】水恐怖症の私が変わった理由

第6回は宇部市にお住いの坂本葉子さん65才。4年ほど前から息子さんとダイビングを始め、お勤めしながら県内の青海島(おうみじま)や、沖縄、屋久島、石垣島などのツアーに参加してダイビングを楽しまれています。

第5回でご登場いただいた内田さんは坂本さんの仲のよいメンバーのうちの一人で、よくバディを組んで一緒にダイビングを楽しんでいます。

―ダイビングを始めたきっかけをおしえてください

親戚がダイバーで、山口で潜りたいっていう話が出たことがきっかけで、息子と二人でダイビングを始めることになりました。息子が「60を過ぎてダイバーってすごくかっこいいよ」という言葉に惹かれてWITHに参りました。

けれど、私は過去におぼれかけたことがあって、水恐怖症で水に顔をつけることがなかなかできなかったんですね。

―水恐怖症で実際のプール講習はどんな様子でしたか?

最初のプール講習では、もし水の中で息ができなかったら死につながるという大変な恐怖でなかなかうまくできませんでした。水に顔をつけるだけで胸がドキドキして過呼吸になるんですね。

もうやめようと思って、WITHの廣さんに伝えましたら、やめてもやめなくてもどっちでもいいよって、またやりたいとなったらいらっしゃいという言葉をいただきました。

やめるのもストレス、やめないのもストレス。どうしようかと思った時に、ああ言ってくださるならとまた行きましたけど、みなさんのようにはうまくいかず、プール講習は普通1回なんですけど、私は4回やってなんとか水の怖さを克服することができました。

廣さんが一緒だったら怖くなくなった

過去にはこんなこともありました。息をするためのボンベのバルブの開け方が不十分で、海の中にいる時に途中でだんだん息ができなくなったんですね。3~4mくらいの深さで。でも自分では原因がわからなくて、そういうときもいつも廣さんが近くにいて、知らせに行ったら廣さんが一緒に浮上してバルブを開けてくれて、問題なくまた潜れたということもありました。

坂本さんは股関節に痛みがあって自力で器材を装着することが困難なため、バディやインストラクターに手伝ってもらっています。

ボンベをつけるのがゆるかったこともあって、それではずれかかってるのを廣さんが見つけて助けてくださったりとか、いつもいろんなことがあるたびに、あぁよかったぁ、いつもそばにいてくださるんだなということで安心できます。

ツアーに行きましても、現地インストラクターがいて、必ず少し離れたところから廣さんが見ていてくださって、どんなことがあってもすぐ助けてもらえるから、どんな年齢の方でも安心してできますね。

―印象に残ったエピソードなどはありますか?

ボートダイビングでボートから水中へ降りたときに水中メガネがずれちゃって、水が入ってすごく苦しかったんです。本当はスーッと水中に入っていく予定だったのに、なかなか入ってこないからバディは私が沈めないんだろうと思って、手伝おうとして私の足を引っ張るんですね。まさか水面でそういう状態だとはわからないものだから。

周りでみんなが見てくださっていて助けてくれたので、これは笑い話になったんですけど、その都度アクシデントっていろいろあるかもわかりませんけど、それが後になって笑い話になるような話ばかりでそれが印象に残りますね。

屋久島ツアーに行ったときには、いつも一緒の内田さんが行けないって言ってたんですね。だから私も来ないものだと思って行ってみたら、内田さんが屋久島の人に扮していたんです。他のメンバーは全員内田さんが来ることを知っていたのに、私だけ知らずにひっかけられて、ぜんぜんわからなくて、あらぁよく似た人がいるなぁって感じで大笑いしたこともありましたね。本当に楽しい雰囲気のところです。

ダイビングは最初に息子と始めてますから、親子でできるって、内田さんも孫とできていいなって思うんですけど、親子で同じ趣味をもって同じように学び、それに関していろんな話ができるっていうすっごく楽しいですね。

海に入るようになって、今もなんですけど、なかなか上手にできません。だけれど、仲のいいメンバーがたくさんできて、交流が楽しくて、ツアーが年2~3回あるんですけど、遠くに行っていろんな海に行って泳ぐことが楽しいです。

―これからダイビングを始めたいと考えている方へメッセージをお願いします

年齢はまったく関係なく、それとダイビングというとすぐに泳げないとおっしゃる方がいらっしゃるけれど、泳げる泳げないはまったく関係ありません。

まずは体験をされるのがいいかもわかりませんね。海の中にも四季があるんです。それもわかるし、魚食べるばかりじゃなくて、どういうふうなお魚でっていうのを見れたりだとか。

スキーやゴルフもやってきましたけど、やっぱりこの全く知らない水の中、ダイビングが一番楽しいかなと思います。

宇宙旅行っていうと難しいと思いますけど、海の中なら、そういうものをオギャアと生まれてきたなら体験してみて楽しかったら始められるといいと思います。

坂本さん、取材協力ありがとうございました!取材時間は短かったんですが、楽しいエピソードがたくさん聞けました。それだけ充実したダイビングライフを送っていらっしゃるということですね。

自力で器材装着がむずかしい坂本さんが足ひれを周りの方に履かせてもらったり、みんな喜んで手伝っていて、それ自体が楽しい遊びのようで、良い雰囲気でした。足が悪いとか、肩が悪いからとダイビングを始めることをためらっている方がもしいらっしゃたら、WITHへ相談されてみてはいかがでしょうか?

また、水が怖い!けどダイビングに挑戦してみたい!という方も、WITHでは焦らずあなたのペースに合わせた講習を行いますので、ぜひお問い合わせください。

第5回は下関市にお住いの内田哲夫さん(65才)とお孫さんの愛海(まりん)ちゃん小学4年生の紹介です。内田さんは62才で仕事を辞められた後、WITH山口でスキューバダイビングを始められて3年目。愛海ちゃんは今年の夏から始めました。

退職後3年間は好きなことをしていいよという奥さんとの約束が今年の3月で終了してしまったため、ダイビングを続ける口実にお孫さんを誘ったと冗談を話してくれました(笑)

―ダイビングを始めたきっかけは?

仕事を辞めた62の年に、キャンピングカーを買って日本1周してみた。でもただ1周するだけじゃなぁ、何か海に関係することがしたいなぁと思って、日本1周から帰ってきた冬に、ホームページで調べてWITH山口にすぐに電話した。それから店に行って話をして、明日もう講習しましょうって(笑)それからもうとんとん拍子。

20代後半からウィンドサーフィンやジェットスキー、ウェイクボードをずっとやっていたけど、仕事辞める5年くらい前にウェイクボードと仕事とで首を痛めて、左腕が上がらんのですよ。ダイビングは腕が上がらなくてもできるからというのもあった。

愛海ちゃんはジュニアオーシャンダイバーの資格を取り、器材セッティングも理解しています。ホースの接続の固い部分はおじいちゃんに手伝ってもらいました。

不安あったあったもう~(笑)これで息ができるんやろうかって

―最初のダイビングで不安や大変だったことはありましたか?

水中で吸う空気が、陸上の空気と一緒かという不安があった。陸上で吸う練習をした時、うわぁ!結構きついな~!これで息できるんやろうか?って思うたんが今でも覚えとる(笑)水の中に入ると器材に水圧がかかることで楽に吸えるんやけど。

最初の目標が5月の沖縄ツアーに行くことで、行くにはそこまで潜れるスキルがないと連れていかれんってことで、もうがんばって冬の雪が降る中、3ヶ月みっちりダイビングスキルを磨いて(笑)きつかったあ~~!めっちゃきつかった!(笑)寒かったし(笑)

だけどその目標があったから短期間で覚えることができたし、それで沖縄行ったらそこそこ楽しみ方もわかった。それからはまって1年の半分は山口の青海島、あとの半分は日本中いろんなところ潜る生活。北海道(セイウチやクリオネが見られる)や新潟、小笠原、伊豆諸島、屋久島、宮古島、石垣とか。

日本各地ご自身の水中カメラで撮影された写真です。(左:コブダイ 右:サケガシラ)

―これからダイビングを始める方へメッセージをお願いします

海のレジャーっていうのは初期投資がどうしてもかかるから、ダイビングだけやないんやけどね。それをクリアできれば力もあんまりいらないし、楽しいし。

ダイビングショップはいいショップもあれば、ちょっとひどいところもあるし、いろいろある。それを自分で見極めていかないと二度としたくないってなるけ。それこそここにはいい場所が青海島とかWITHさんがあるし、スキルを磨くには最高なんですよ。ダイビング1回の料金が安いから。よそは高いところもあるし、車にしても電車にしても行くのに数時間かかったり。WITHさんが1番(笑)

お二人ともありがとうございました!ダイビング以外の海のレジャーもさまざま経験され、日本各地でダイビングされている内田さんだからこその貴重なお話でしたね。生き物が好きな愛海ちゃん、おじいちゃんに海に連れて行ってもらえてうらやましかったなぁ。

体力や経済力は皆さん異なりますが、WITHでは1人1人に合わせたダイビングの楽しみ方を提供できるよう柔軟に対応しています。気になることがあって今一歩踏み出せないならお気軽に相談してみてくださいね。

第4回は山口大学2年生の國貞宥妃さんの紹介です。獣医学を学びながら、大学内のダイビングサークル部長としても活動されています。

ダイビング器材のセッティングもお手の物です。

―学生生活についておしえてください

獣医学の勉強をしながら、動物病院でアルバイトもやって、週1~2回ダイビングを楽しんでいます。めっちゃ忙しいです(笑)

―ダイビングを始めたきっかけは?

知り合いがやっていて、話を聞いて楽しそうだなと思って去年(2018年6月くらい)から始めました。自分泳げないんですよ。だから大丈夫かなって不安はあったんですが、泳げなくてもとりあえず息はできるから大丈夫って言われて実際大丈夫でした。

―ツアーなど楽しかった思い出は?

今年の夏は屋久島ツアーに参加したんですけど、ウミガメが見れました。あと、ゴマモンガラにめっちゃ追いかけられました(笑) (※ゴマモンガラは普段は大人しいですが産卵期など攻撃的になる魚です。)

青海島では水中(水深10mくらい)で風船に空気を入れて手を離すと、膨張しながら上昇して破裂するか実験してみたりしました。結局破裂はしなかったんですが、楽しかったです。

今はダイブディレクター(ライセンスのランクのひとつ)まで取って、せっかく続けてきたから最後(インストラクター)まで取りたいですね。

サークルに入れば友達も増えてより楽しくなる

取材当日もサークルメンバー3名と一緒にダイビングを楽しんでいました。

―山大ダイビングサークルについて詳しく聞かせてください

2018年11月に結成しました。私は創設メンバーの一人で、初代部長(現在4年生)から引き継ぐ形で部長になりました。メンバーは今は20名くらいで学部も学年もバラバラです。

まだ歴史の浅いサークルですが、今後はサークルメンバーで沖縄などダイビングツアーもやってみたいと思っています。サークルメンバー募集中。特に女の子のメンバー歓迎です。

―サークルメンバーの方にもお話を伺いました

このサークルはまだまだ新しいんで、これからみんなで盛り上げていこうという感じです。入りやすいフレンドリーな雰囲気を出して広めていきたいです。

サークル活動は個人のペースで参加できて、先輩が割とダイビング経験が豊富なので、ダイビングに関して何か困ったことがあれば気軽に聞けるのでやりやすいです。

國貞さん、サークルメンバーの皆さん、お話を聞かせていただいてありがとうございました! 山口大学のダイビングサークルでは一緒にダイビングを楽しむメンバーを募集しています。ご興味のある方はぜひ!

第3回は32歳(2017年10月取材時)の会社員、森野雄棋さんの紹介です。WITHでダイビングを習い始め、現在はダイビングインストラクターの資格まで取得し、ほぼ毎週、休日はダイビングを楽しんでいます。

―ダイビングを始めたきっかけは何ですか?

始めた時期は4年くらい前(2013年3月くらい)で、職場の上司と一緒に始めました。なんとなくダイビングに興味があって、上司も変わったことをやってみたいと思っていて、そうしたら上司がダイビングスクールを調べてくれて、WITHで無料説明会があるから一緒に行ってみようとなって始めました。

左が森野さん。重たい器材を背負って海に入るまでの数歩が一苦労。コツがいるので慣れるまでは先輩が優しく手伝ってくれます。

―インストラクターの資格を取ったのはどういった経緯からですか?

始めたばかりのころはインストラクター資格を取ることは考えてなかったけど、スキルアップを追求した結果、いつのまにかインストラクターを取っていました(笑)特に苦労もなく、楽しく講習ができました。

インストラクター資格を取って良かったことは、人と交流する楽しみができたこと。もともと初対面の人とかと積極的にしゃべるタイプではなかったんですが、インストラクターレベルになったことで、ダイビングを始めたばかりの人に頼られたり、いろんな人としゃべる機会が増えました。

海中は前後、横、上下、全方向を浮遊する3D感が楽しい。

コンパスを手に持ち、水中で方角を確認する練習です。無重力空間のような水中で安定して漂うことは意外と難しく、方角どころか天地すらわからなくなる人も少なくありません。

―交流会やダイビングツアーには参加されたことはありますか?

交流会は飲み会、浴衣夏祭り、バーベキュー、たこ焼きパーティーとほぼ毎回参加しています。ダイビングツアーもほぼ毎回参加しています。ツアー先では、目当てのもの(海中遺跡やそこでしか見られない生物など)も一応は見ますが、見終えた後、みんなで水中組体操をやってみたり、トーテムポールを作ってみたり、水中徒競走をしたり、残圧がなくなる(ダイビングができる限界時間)までひたすら遊びます(笑)

―最後に、これからダイビングを始められる方へメッセージをお願いします。

楽しみはダイビングだけじゃありません、ダイビングも、人との交流も、自分の財産になるので楽しんでください。

もともと積極的に人付き合いをするほうではないとご自身でおっしゃっていましたが、森野さんの周りは、冗談を言い合ったり、一緒に参加される方もとても親しみやすい雰囲気です。

初めての方も馴染みやすい環境です。ダイビングを始めようか迷っている方は、お気軽に無料説明会へご参加くださいね。質問や不安に思っていることがなんでも相談できます。
森野さん、お話をきかせていただいてありがとうございました!

第2回は村上巴美さんの紹介です(2017年8月6日取材)。山口市で保育士として働く26歳の女性で、現在すでにダイビングインストラクター資格を取得されていて、普段は講習生に教えたりすることもあります。一眼レフで写真を撮ったり、キャンプが好きだったり(キャンプインストラクター資格持ち)、ウミウシが大好きだったり、好奇心旺盛で話題が絶えないほどです。

村上さんのダイビング歴
年 月事   柄
2015年8月占いをきっかけにWITH山口でダイビングを習い始め、順調に上達する。
2015年11月一度はインストラクターを目指すも、自信を無くし断念。
2016年8月社員旅行で行った石垣島でのダイビングがきっかけで、ダイビングへの想いが再燃。再びインストラクターを目指す。
2017年6月インストラクターの資格を取得。
2017年8月経験本数約200本。現在は講習生のサポートをしながらダイビングライフを継続中。

―ダイビングを始めたきっかけをおしえてください。

始めたきっかけは、2年前、当時一緒にいた人と別れて、この先結婚とかできるのかなぁと将来が不安になって占いに行ったんですね。そこで占い師に体を動かすことをした方がいいよと言われて、あと資格も取れるものは取った方がいいよと言われ、何か始めたいなと探していました。

もともと海が好きだったのでダイビングが思いついて、知り合いにちょうどダイビングをやっている人もいたし、私もやってみたいんだよね、どこでできる?って相談したら、ここ(WITH山口)だよっておしえてくれました。

自分でも調べてみたら、通いやすい距離だったし、いいねぇ、じゃあやってみようかって思って問い合わせました。そうしたら資格も取れることがわかって、私が資格マニアということもあったので、あ、じゃぁ、やりたいなみたいな感じで始めました。

取材当日は村上さんの200本(200ダイブ)記念でした。たくさんの仲間からの「おめでとう」の寄せ書きフラッグと記念撮影です。ダイビングでは、こうやって節目を祝う光景をよく目にします。

―インストラクターになってみたいと思ったのはいつごろですか?

ダイビングを習い始めてから割とすぐ、どうせやるなら上まで取りたいよねって思ってインストラクターを目指すんですけど、1回挫折しました。

―挫折したんですか!?

体力的な部分や技術的な部分、伝え方など全部ひっくるめて、やっぱり私には無理だって思ったんです。

―またやってみようと思えたのはどういうきっかけですか?

翌年の夏に社員旅行で石垣島に行きました。ライセンスも持ってるし、どうせなら潜ろうってことで潜ったんですね。そしたら、すごく楽しくて、また来たいなぁ、今度は深く潜りたいな、やっぱ好きだなぁと思って、もう1回やってみようと思いました。それからは毎週、海で練習してました。

挫折もしたけど、今ではインストラクターとして、チームを引っ張っていく存在です。

―お仕事について聞かせてください。大変なことってありますか?

現在、保育士7年目です。ダイビングもですけど、人の顔や名前、特徴を覚えるのが一番大切かなって、そこが大変かなって思っています。例えばアレルギーがあるお子さんは、何かあったときすぐ対応できるように、アレルギーがあるよとか、そういうことも含めて覚えないといけない。ダイビングでいうと、この人は耳抜きが苦手だよとか、波酔いしやすいよってことを一緒に覚えています。

もっといろんな人に楽しさを伝えられたらなぁ

―ダイビングツアーには参加されましたか?

WITH山口では宮古島ツアーに行ったのと、職場の社員旅行で行った石垣島だけですね。でもこれからどんどん行きたいなー!って思っています。ジープ島はこの前調べてすごく行きたくて、イルカと一緒に泳ぎたいです。

※ジープ島(ミクロネシア)は絶海の孤島。ダイバーに人気で陸も海の中も景観は大変素晴らしいそうです。そこでは真水が貴重で、電気の使用も限られているとか。日本に比べて厳しい環境のようですが、村上さんは全然平気だそうです。本当にたくましいですよね。

―これからの目標は?

さらなるスキルアップですね。行けるとこまで行ってみたいなっていうのと、あとやっぱり私と一緒に潜ってすごく楽しかったよとか、また一緒に潜りたいよって思ってもらえるようになりたいです。普段の生活で見られない世界を写真を通していろんな人におしえてあげたいなあという思いもあります。

水中でのひとコマ

―最後に、これからダイビングを始められる方へのメッセージをお願いします。

最初は怖いと思うし、不安と思うことも多いと思いますが、一緒に楽しくやれたらなと。全然ゆっくり、一人一人に合わせてやるんで、安心してついてきてもらえたらなぁと思います。

ダイビングをして輪が広がる。ダイビング自体もすごく楽しいけど、出会った人といろんな話をしたり、交流会でもいろんな価値観の人、いろんなこと経験した人と出会って、いろんなことを教えていただけるので、私はすごく素敵なところだなって思っています。

インタビューを通して、彼女のひたむきさがひしひしと伝わってきました。きっと夢を叶えられると信じて応援しています。村上さん、お話をきかせていただいてありがとうございました!

WITH山口はダイビングだけじゃありません。ダイビングがもっと楽しくなる仲間との交流会も定期的に開催中!11月には豪華景品が当たる大盛り上がりの忘年会も予定されていますから、興味のある方は早めに問い合わせてみてくださいね。

今回から始まりましたライフスタイルWebマガジン「WITHダイビング!」では、ダイバーさんへのインタビューや、イベントのレポートを通して、ダイビングの魅力をお伝えしていきます。

第1回目にご紹介するのは、周南市にお住いの青木龍一さん(65)青木朱美さん(62)のご夫婦です。(2017年7月27日取材)

潜る直前に、バディチェックと言って、器材の動作が正常かどうかお互いの安全確認を行います。

―普段のライフスタイルについておしえてください。

朱美さん:仕事は2人ともしていなくて、昼間はほとんど毎日プールで泳いでます。マスターズを目指して泳いでます。ダイビングは月2回の頻度です。

―ダイビングを始めた時期ときっかけは?

朱美さん:始めたのは今年(2017年)の5月、2人で一緒に始めました。沖縄とか観光では巡ったんだけど、今度沖縄行ったときはダイビングしたいねみたいな。次は何かアクティブな、という感じでしょうか。お父さんは?

龍一さん:まぁそれに、前にハワイとかオーストラリアでシュノーケルは何回かやって、非常に楽しくて、ダイビングならもっと楽しくなるんじゃないかと、そういうことです。インターネットで検索して、ホームページを見てですね、非常に親切な感じで、初心者でも高齢者でも受け入れてくれそうな感じだったから、非常にとっつきが良くて、それで電話をかけて始めました。

60歳からはチャレンジ、ためらってるくらいならやろう!

―今日の講習の内容は?難しいところはありました?

朱美さん:今日で10本潜りました。講習の内容はおさらいですね。

龍一さん:中性浮力がうまくいかなくて、ついつい浮いてしまう。そのへんをこう、自分でそうならんように、浅瀬に行っても浮かないようにしないといけないというのが、やっぱり気が付かない。同じ高度と思っていくから。

※水中は陸上とは感覚が全然違い、思うように移動したり止まったりが難しく、不自由です。ライセンス取得講習ではなぜ思うように動けないのか、原理などを学び、練習を繰り返すことで、自由に泳ぎ回れるようになります。

朱美さん:毎回違うのもおもしろいよね。徐々には上手になってきてるとは思うんですよ。新しいことを教えてもらって、それがちょっとできたりするとね。

―ダイビングの魅力って何ですか?

龍一さん:まだよく・・・(笑)まだ20mとか30m潜ってないから。でもやっぱり単純に魚と一緒に広い大きな海の中を泳ぐというか。

朱美さん:まだ知らない世界だから、楽しみです。知らない世界をこれから体験できるチャンスがあったら、それが楽しみかな。毎回それって違うじゃないですか、同じところに来てるけどね、毎回違うし。

―ダイビングを始めて変化したことはありますか?

朱美さん:新しい人と知り合いになれたことと、それと知ってる人に話題提供になりますね。この年でダイビング、やっぱそういう話題が広がって、写真をLINEで送ったり「今日ダイビングに行ってきました」って、「様になっとるね」とかね、返信はきますよ(笑)

水の中でウェットスーツを着ると、着やすくなるんです。

―今後の目標は?

朱美さん:力量がととのえば、ツアーとか行きたいよね。この次のライセンスが取れたらとかね。来年5月にツアーがあれば、1周年記念で行けるといいな。

龍一さん:もうひとつ上のライセンスを取って、もうその上くらいか取って、みなさんと一緒にツアーに行きたいですね。

―これからダイビングを始められる方へのメッセージをお願いします。

朱美さん:まぁ私たちでもできたし、年とかあんまり関係ないっていうのはなんとなくスイミングに行ってもあるんですよ。年齢が80ぐらいの人でも平気で泳いでるのを見たりしてるからね。60歳からリタイアして、時間もお金とかあるじゃないですか。気軽にって言ったらあれだけど。

龍一さん:興味ある人はちょっとやってみたら、自分に合うかどうか、やっぱりやってみないとわからないでしょうから。少しでも興味がある人はここやったら気軽に体験できて、そして自分に合うようだったら自分のペースでやればいいし、ゆっくりやりたい人はゆっくりやればいいし。体力的にもね、高齢の女性でもまぁまぁどうにかついていけるかなって。器材は結構重たい、でもま海に入ったら軽い(笑)だからみなさんもぜひ。

朱美さん:60歳からはチャレンジじゃね。何かにチャレンジするの。私みたいに60・・・後がないんよね。1年でも早く何でもやろうみたいな心境(笑)ためらってるくらいならやろう、だって来年だったら1歳としとってるじゃないですか。

お二人とも趣味を楽しまれていて、理想的な年の重ね方に憧れます。WITH山口では来月末(2017年10月末)から屋久島ツアー予定、また、来年もツアー開催あります。今時期から練習していると、ちょうどツアー参加時には上手になって、楽しめるでしょうね。ダイビングは夏だけじゃないんです、1年中楽しめますから、みなさんもお気軽にご来店ください。
青木さん、お話をきかせていただいてありがとうございました!